交通情報利活用部会

2023年5月31日現在

部会名 交通情報利活用部会
テーマ プローブ情報等の各種交通情報を集約したITS地域研究センターの地域施策への活用
部会長 東京大学 大口 敬 教授

令和4年度の主たる活動内容

◆部会の開催(2回:2022/7/25, 2023/1/20)
 ●関連研究開発の話題提供、など
◆ETC2.0プローブデータの活用検討
 ● 自動運転車の走行環境条件を改善する観点での、駐停車車両対策が求められるとの認識の下、路上駐停車状況の実態調査・分析を実施
 ●自動走行への影響が大きいと考えられる50cm以上のはみ出し路上駐停車が、特定の道路区間への集中していること、さらにその中でも、運転手の乗車有無、エンジン稼働状況等の駐停車状況が異なること、等を明らかにした

柏の葉地区の駐車実態調査(東大・鈴木研究室資料より抜粋)

◆他プロジェクトとの連携
 ●(独法)情報通信研究機構(課題222:ウイルス等感染症対策に資する情報通信技術の研究開発)事業「多様な都市活動を支援する予測情報共有型時空間リソース有効活用技術の研究開発」プロジェクト(採択番号222C02)
  ・アフターコロナ社会の都市活動多様性を踏まえて、都市リソースの有効活用を支援する行動予測と柔らかな行動予約システムの実現を目指す。
 ●柏の葉スマートシティコンソーシアム
  ・柏ITS推進協議会からのオブザーバ参加。

多様な都市活動を支援する予測情報共有型時空間リソース有効活用技術の研究開発プロジェクト
(ITL資料より抜粋)

令和5年度の活動計画(案)

●他プロジェクトとの連携
 ◆柏の葉地区における自動運転バス走行の影響分析(東大ほか)
  ●柏の葉地区の自動運転バスのLv.4運行の実現を目指す取り組み
   ・協調型システム導入、自動運転(AD)バス以外への影響も想
  ●対策の優先度等を判断する上で、ADバスのみならず、柏の葉地区の交通全体に対する影響を分析することが有用
  ●ADバス挙動+協調型システムの影響を反映可能な柏の葉地区での交通シミュレーション構築
 ◆「多様な都市活動を支援する予測情報共有型時空間リソース有効活用技術の研究開発」プロジェクト(情報通信研究機構の公募研究・R03~)
  ●柏の葉駅前エリアでの人流ナウキャスト実証実験を予定